What’s Cloud / SaaS?

クラウドサービスとは

「クラウドサービス」や「SaaS」といった言葉が、毎日のように新聞やイベントなどで取り上げられ、IT業界の大きな潮流のひとつとなっています。
いろいろなところで「クラウドサービス」が説明されておりますが、クラウドサービスとは何かを少しご説明いたします。

「クラウドサービス」とは、ガスや水道のようにITを利用することで、これまでのようにハードウェアを購入し、アプリケーションソフトをインストールして利用するような形式とことなり、蛇口をひねるように、「いつでも」「どこでも」「使いたいときに」「使いたい分だけ」コンピュータをサービスとして利用可能になるというものです。この流れを一般的に「所有」から「利用」への流れともいわれます。

まさに便利になり、初期コストが不要や軽減されたり、社員数の増減などにあわせて必要な分だけを利用できたりと、便利な面が多いため、今後、急速な市場拡大が見込まれています。そのため、大手のコンピュータメーカーをはじめ、IT関連の企業では、一気にクラウド対応のビジネスを展開しはじめたというのが現状です。

IT業界でよく英文字3文字や4文字で表現されるサービスや定義が多く、なんとなくとっつきづらい感じも残る「SaaS」ですが、皆さんも、これまで一度もGoogleのサービスを利用したことが無い、という方はほとんどおられないと思います。定義がどうあるべきか、という以前に、いつの間にみんな知らずにクラウドサービスやSaaSを利用している時代になった―そう考えると、SaaSだ、Webサービスだ、と言葉を区分させること自体の意味が無くなり始めていて、今や、何となく全部まとめて「クラウドサービス」をすでに利用しているというのが正しい状況把握だと思います。

なぜ、急速にクラウドが広がる背景があるのか?

不景気といわれる中で、「クラウド」関連の市場は急速に拡大しています。これはまさに不景気だからこそという背景もあります。2009年から2010年にかけてIDC Japanの調査によると前年対比41.9%の成長率となっているようで、2014年には現在のおよそ4-5倍の1534億円の市場規模になると発表されています。

クラウドが普及する背景にはいくつかの理由があります。私たちはつぎのような「技術的理由」、「政治的理由」、「経済的理由」のマクロ的な環境変化によるクラウドの普及があると考えています。大きな世の中の流れの結果が、IT業界における「クラウド」化といえるわけです。

また、ビジネスの面での普及根拠もいくつか考えられます。これらの理由によって、すでに拡大している個人(コンシューマ)向けのクラウドサービスの普及から、法人(ビジネス)向けのサービスへと拡大していくことが考えられます。

クラウドサービスをどう使うのがよいのか?

2010年あたりから、クラウドへの市場全体の流れとともに、いろいろなサービスがSaaSやクラウドサービスとして提供されるようになってきました。何かをやろうとするときに、あると便利だなぁと考えることが、検索すると、既に月額のサービスで提供されていたりするようになりました。例えば、セミナーを開催したいな、と考えれば、Webサイトに申込受付を簡単に作れるサービスがあったり、メールを一斉配信できるようになっていたり、セミナまでのプロジェクト管理を複数社で共有したり、当日会場に来られない方のために、オンラインで中継したり、それを録画して、オンラインの提案ツールとしたり、といったサービスがぞくぞくと登場しています。

スピードが求められる昨今、必要に応じ、すでに準備されたサービスを組み合わせて利用することにより、多くの業務を効率よく進めることができるようになりました。

ぜひ皆さんも、クラウド/SaaSといった言葉にとらわれることなく、必要なサービスを便利に利用してみてください。恐らくそれはクラウドサービスとして提供されていると思います。